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国土文化研究所年報

2014年 国土文化研究所 年次報告

国土文化研究所
所長 鈴木藤一郎

  国土文化研究所は、株式会社建設技術研究所(CTI)グループの知識と技術を結集するシンクタンクとして、“国土文化”という視点により、豊かな社会を創造するためのさまざまな研究や政策提言を行い、これを通して「心の豊かさを醸成できる空間を創出」する役割を担っています。このためこれまで建設コンサルタントが実施してきた調査・計画・設計業務の枠を超えた多岐にわたる研究を行うこととしています。
  設立以来13年を経過していますが、本号は平成26年の研究成果をとりまとめた年次報告です。初めに研究報告の要旨を3ページにまとめ、次に各研究の内容を概要として示しています。ごらんのとおり研究成果は多岐にわたっています。CTIグループの知識と技術を結集するシンクタンクの成果としては、今少しもの足りないものを感じられるかもしれませんが、従来の枠を超えたユニークで意欲的研究という点では一定の評価が得られるものと確信します。
  建設コンサルタントの役割は言うまでもなく広い空間を対象にしていますが、その役割を文化という別次元の奥行きのある概念でとらえるとき、限りない広がりと可能性を感じるのは私だけではないでしょう。国政の重要課題の一つとして地方再生が声高に言われる中、私たちの役割を国土文化という視点から見つめなおしてみるといったい何が出てくるのでしょうか。今まさに従来の枠を超えたシンクタンクとしての知識の結集が求められています。
  私たちは、現状の国土文化研究所の研究内容、研究体制に甘んじているわけではありません。現在、建設技術研究所の総力を挙げてこの充実に向けて熱い議論がなされています。そしてこの研究所がシンクタンクとしてその成果を世の中にお返しするには、自分たちだけの技術の結集のみで十分だと考えているわけではありません。外部の有識者のご理解とご協力を仰ぐのはその証です。
  終わりに関係各位の一層のご指導ご鞭撻をお願いします。