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国土文化研究所年報

2017年 国土文化研究所 年次報告

国土文化研究所
所長 加納敏行

 国土文化研究所(以下、国文研と称する)は、株式会社建設技術研究所(CTI)グループのシンクタンクとして、研究開発、地域・社会貢献活動、及び社会への情報発信の3つの役割を担っています。

 研究開発につきましては、国文研は職員の皆さんが日々の業務を遂行するに際して一つの指標となりうるような、また結果として会社が中長期的に安定した経営を維持していくことができるような、次世代に向けての研究開発を行っています。
 このため、人間・情報・環境・健康・エネルギー・素材等に関する基礎的な研究から、歴史・地域・文化に関する研究、さらには次世代のインフラ政策の研究などの、広範なテーマでの研究(直接、事業に結びつくものばかりではありませんが)を実施しています。
 本年次報告書には、2017年度に実施した6つのテーマについての研究報告を掲載しました。いずれも国文研のキャッチフレーズである『心の豊かさを醸成できる空間の創出』
に向けて、研究顧問や客員研究員の方々の御協力もいただきながら、その成果を纏めたものです。

 地域・社会貢献活動では、本社が所在する東京都中央区の日本橋地域の団体、企業などと協働で「江戸東京再発見コンソーシアム」を立ち上げるなど、様々な活動を行っています。
 2009年から有料運航を開始した「お江戸日本橋舟めぐり」は、すでに累計参加者数が1万4000人を越えています。わずか10人乗りの小さな電気ボート1隻による活動ですが、建設コンサルタント企業の社会的責任として、都市の成り立ちや防災、環境などを多くの皆さんと一緒に考える場を提供するためのより大きな活動となるよう、今後も維持していきたいと考えています。

 社会への情報発信としては、出版事業やセミナー開催などを実施しています。
 2017年には「深化する水力発電 ~水力発電の再生に向けた2つの視点~」の発刊に向けた執筆活動を行いました。また「災害適応策の社会実装を考える」、並びに「AIと私たちの暮らし~何が変わって、何が変わらないのか~」をテーマにオープンセミナーを開催しました。

 詳細につきましては本報告に記していますので、御一読をいただければ幸いに存じます。