Communication広く伝える

セミナー

社外への発信

オープンセミナー
国土文化研究所では、学識経験者や専門家などをお招きして、社内・社外の皆さまに興味をもっていただけるような幅広いテーマのセミナーを開催しています。国土文化研究所の設立趣旨「“心の豊かさを醸成できる空間を創出する”ための知識・技術を一般に還元していく」に基づき、当社の地域・社会貢献活動の一環として、2008年度から地域の皆さまにもご参加いただいております。このセミナーは、社会におけるシンクタンク(≒目利き役)として、マスコミなどの既存情報によらないモノの見方を一般の方々にご提案しています。依るべき価値観が揺らぐ現代社会で、自分らしく、そして、日本らしく暮らしていくために、「“巷に溢れる情報”から、真に役に立つ情報を見極める“暮らしに役立つ眼力”を養う」ための視点を、これからもご提案していきます。

社内への発信

国土文化研究所は、技術部門を横断する研究について、中心的な機能を担っています。その研究成果を社内に還元し、広く水平展開を図るため、社内セミナーを開催しています。以下、その事例を紹介します。

3D設計導入セミナー
3次元モデルによる設計の技術開発の中心となっている国土文化研究所インフラソリューショングループを主催として、東京本社10階会議室を拠点として、全国の事業所やグループ会社をWEBで結んで「3D設計導入セミナー」を開催しました。
今回の3次元設計導入セミナーは、樋門・樋管、橋脚をターゲットとして進めていた研究開発の中間成果として、3次元設計における新しい設計の概念とビジョンを共有するともに、概念に基づく設計支援ツールの事例を通じ、他分野でも積極的に展開していくことが目的でした。
BIM/CIMの推進および社内生産システムの効率化・高品質化に向け、同グループが中心となり、3Dモデルを用いた設計支援システムおよびワークフローの開発に積極的に取り組んでいます。この中で、実用の目途がついた独自の設計支援システムの一部を社内リリースしております。
全国の事業所やグループ会社から約250名が参加する大規模なセミナーとなり、当社の3次元設計技術をCTIグループで共有し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速化につながる機会となりました。
AI研究発表会
国土文化研究所は、生産システムなどへのAIの導入をはじめとしたデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進しています。そのDXの1つの柱となるAI技術は、国土文化研究所インテリジェンスサービスプラットフォームが中心となり、実務への導入やさらに高度な技術開発を進めております。
その流れの中で、AI技術開発の中心となっている国土文化研究所インテリジェンスサービスプラットフォームが主催となり、全国の事業所やグループ会社が参加する「AI研究発表会」を開催しました。
今回のAI研究発表会は、実務での導入事例、今後に導入を目指す技術、生産システム改革を可能とする技術などの共有を目的としてWEB会議により開催。WEB会議としたことで、全国の事業所やCTIグループ会社から約200名が参加する大規模な発表会となりました。これからも建設技術研究所は、AI技術をCTIグループで共有し、DXの加速化に対応してまいります。