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お知らせ

軌道系施設の修繕計画立案を支援しました。

 広島市は、市が管理する新交通システム「アストラムライン」のインフラ施設(高架橋)を対象に、現状施設の維持管理状況をレビューするとともに、必要な維持修繕費を189億円圧縮することが可能な計画を立案しました。当社は、同市から受託した業務においてこの計画立案を支援しました。
 アストラムラインは、広島市中心部から市の北西部へと繋がる全線延長18.4kmの新交通システムで、沿線居住者の主要な通勤・通学交通となっています。アストラムラインのうちの広島市建設区間11.2kmは、その大半が連続高架橋で構成されており、類似の構造物が多いことが特徴です。当社では、発生している様々なタイプの損傷(ひびわれ、変形・欠損など)を体系的に整理したうえで、構造物別・損傷タイプ別に管理水準を設定することによって、対策判断基準を明確にした長寿命化修繕計画(案)を立案しました。成案化されたこの長寿命化修繕計画は、従来よりも早めの修繕を行うことを規定している点がポイントで、これによって修繕費の大幅な圧縮が実現可能であると見込まれています。
 また、現状の維持管理の流れにおける問題点を明確にしたうえで、軌道構造物関連の法令点検体制等と道路法における定期点検との位置付けを考慮した維持管理体制を構築しています。
 こうした対応により、アストラムラインの特性を活かすだけでなく、現状の維持管理体制も考慮した管理体制を構築したことにより、実効性のある長寿命化修繕計画を立案することができました。

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   広島市の新交通システム「アストラムライン」    経年損傷(サビ)が見られる橋脚