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2020.10.13

当社が設計に携わった白川の河川改修が「2020年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

技術・研究

 グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みです。応募対象は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
 2020年度グッドデザイン賞を受賞した「白川河川激甚災害対策特別緊急事業(龍神橋~小磧橋間)」は、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所が進めた河川改修事業の一部であり、阿蘇を源流として有明海に注ぐ白川の、熊本市内の市街地を流れる区間を対象としています。
 2012年7月の豪雨災害を受け被災した白川の【龍神橋から小磧橋の区間】では約5年をかけて堤防整備を行いました。治水に重きが置かれた河川激甚災害対策特別緊急事業において、河川環境の変化を最小限に抑え、地域住民が日常的に利用できる河川空間を目指しました。日常的に川に触れ合うことができる整備を行うことで、非常時の防災意識を高めることを目指しました。
 当社は本事業のうち、川裏の利活用を含めた護岸設計、樋門設計、景観検討委員会・住民会議参加などを実施しています。
 この事業は、熊本大学の星野裕司准教授をディレクターとして、当社をはじめとする複数の建設コンサルタントなどが関与して実現しました。

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           グッドデザイン賞を受賞した白川の河川改修事業

 
当社は、白川の河川改修事業で「2015年度グッドデザイン賞」も受賞しております。