2021.12.17
技術・研究
株式会社建設技術研究所(代表取締役社長:中村哲己)は、2020年4月に国土文化研究所内に設立した「SDGsイノベーションハブ」において、社会的課題の解決に向けた情報発信や新規ビジネスを推進するための活動を実施しています。この活動の一環として、SDGsの17ゴールのひとつ「住み続けるまちづくり」を達成するため、スマートシティの重要な基盤となるIoTの社会実装に向けた社内セミナーを、以下のとおり開催しました。
【IoT活用セミナー ~IoTの基本から業務での利活用~】
■開催日時:2021年12月16日(木)13:00~15:00
■開催場所:(株)建設技術研究所 国土文化研究所を拠点として、全国の事業所、グループ会社をWebでつないで開催
■主 催:(株)建設技術研究所 国土文化研究所 SDGsイノベーションハブ
■プログラム:
第一部(事例紹介)
・IoTって!?(事例と注意点)
・ラズパイでできる!? IoTセンサーによる現場観測の実践!!
・カメラがインターネットにつながると、すごくリッチなセンサーに
・気象情報と連携したIoT機器でハッピーな社会を!
第二部 パネルディスカッション
セミナーには、建設技術研究所、およびCTIグループ5社から約100名が参加しました。
第一部では、IoTの基礎的な説明に始まり、社内で先行する自社開発した事例を3件紹介し、WEB参加者と活発に意見交換しました。先行事例では、IoTデバイスを自社開発し現場に展開した事例、IoT経由で取得したデータのAIによる活用事例、当社が展開するクラウドサービスとIoTを連携させたRiskmaプラットフォームの事例などが発表されました。
第二部では、発表者によるパネルディスカッションを行い、IoTの社会的ニーズ、セキュリティなど課題への対策、社会実装に向けた推進方策などについて、活発に議論しました。
国土文化研究所 SDGsイノベーションハブでは、今回のセミナーを受けて、IoTの社会実装の推進に向けた情報交換・意見集約を行うTeamsチャネルの開設、社内ワーキングを立ちあげる予定としています。