共著で提出した「近畿地方整備局における橋梁長寿命化修繕計画の取り組み」が「第5回JAAM研究・実践発表会"JAAM賞"」を受賞しました。

　JAAM研究・実践発表会は、一般社団法人アセットマネジメント協会が主催し、アセットマネジメントに関連する研究事例、実践事例等の幅広い知識・知見を、研究者、行政関係者、実務者、学生など多くの方々と共有することを目的とする発表会です。
　当社は、「第5回JAAM研究・実践発表会」において、国土交通省近畿地方整備局近畿道路メンテナンスセンターの共著者として提出した「近畿地方整備局における橋梁長寿命化修繕計画の取り組み」が、優秀な論文に授与される"JAAM賞"を受賞しました。
　当該論文は、従来の橋梁修繕計画においては、健全度（※注）Ⅲと判定された橋梁の解消のみに着目されてきた経緯を踏まえ、数多い健全度Ⅱと判定された橋梁について、健全度Ⅲへの進行を食い止められていないことに着眼し、健全度ⅡからⅢに進行する可能性の高い橋梁を抽出する、「橋梁プロファイリング」と「区間指標による優先順位評価」という新しい手法を開発し、健全度Ⅲへの進行を低減する予防保全を主観とした修繕計画策定していることを紹介するものです。

（※注） 健全度：健全度Ⅰ；健全、健全度Ⅱ；予防保全段階、健全度Ⅲ；早期措置段階、健全度Ⅳ：緊急措置段階