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2022.02.28

「オンデマンドモビリティサービス」の実証実験を長野県駒ヶ根市で実施します。~誰もが自由に移動できる社会を目指して~

技術・研究

 株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村哲己)は、長野県駒ヶ根市で2022年3月1日~3月14日に実施されるデマンド型乗合タクシーの実証実験に、オンデマンドモビリティサービスを提供します。

1.オンデマンドモビリティサービスの概要
 公共交通が充実していない地域では、住民相互の交流や買物、通院など、生活に密接な交通の維持・確保が大きな課題となっています。
 株式会社建設技術研究所(以下、当社)は、上記の課題に対応するため、デマンド交通などの効率的な運営・運行を最新のICTと最適化アルゴリズムを用いた次世代型の「オンデマンドモビリティサービス」でサポートします。
<サービス内容>
・予約システム:電話は勿論、アプリやWebなどの多様な予約方法を提供しています。
・ドライバー用アプリ:乗車位置や降車位置、運行ルート、乗車人数などを案内し、ドライバーの運行負担を軽減します。
・オペレーションセンター:電話とコンピューターの統合システムにより、電話着信から即座に利用者名や利用情報などを表示し、オペレーターの業務を効率化します。
・コアエンジン:最適アルゴリズムにより配車効率を自動で最大化します。

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当社は、このサービスの提供により、だれもが、どこでも自由に移動できるよう、デマンド交通や乗合いタクシーなどの地域交通の効率的な運営・運行をサポートします。(シティMobi オンデマンドモビリティサービス

2.今回実施する実証実験について 
 駒ヶ根市では、2013年春より運行している「こまタク(こまがねデマンド型乗合タクシー)」を更に使いやすいものにしていくために、新しい運行形態での実証実験(実施主体:駒ヶ根市地域公共協議会、実施期間:2022年3月1日~3月14日)を実施します。
 実証実験では、現在運行している「こまタク」とは別に、当社の「オンデマンドモビリティサービス」を活用した「こまタク特別便」を運行します。

■オンデマンドモビリティサービス実証実験の概要
・実証実験の内容:現在運行している「こまタク」とは別に、「こまタク特別便」を運行します。
         「こまタク特別便」では、当社のオンデマンドモビリティサービスを活用した運行を行います。
・実証実験期間:2022年3月1日(火)~3月14日(月)
・実施主体:駒ヶ根市地域公共交通協議会
・対象地域:駒ヶ根市内全域
・運行車両:2台
・運行日:実証実験期間中、土日含めて毎日運行
・運行便数:6便(8:30、9:30、10:30、11:30、12:30、13:30)
・停留所:25箇所
・期待される効果:オンデマンドモビリティサービスにより、利用者の利便性向上、予約受付作業の効率化、ドライバーの負担軽減などが期待されます。

※「こまタク特別便」と従来の「こまタク」との違い

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※実証実験の詳細については、以下の駒ヶ根市HPをご参照ください。
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