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CTIナビ 〜ダイバーシティ〜

第7回 ワーク(仕事)での体験をライフ(趣味)に

仕事に趣味を活かして技術者として成長する

東京本社 交通システム部大塚 康司

Profile

入社年:2001(平成13)年4月
大学では土木工学を専攻し、地盤工学研究室で土の研究をしていました。大学4年生のときにインターンシップを利用して1年間、最先端の土質研究を行っている民間企業で働きながら卒業論文を仕上げました。インターンシップを終えてから大学院に進学し、地盤の液状化の研究を行いました。大学院修了後、当社に入社して九州支社道路・交通部に配属され、主に道路計画や交通計画の業務に携わってきました。
2015(平成27)年9月に東京本社交通システム部に異動となり、現在は自転車に関する計画や設計、研究などの業務を担当しています。

自転車に関連する業務に多く携わっているそうですが、プライベートでも自転車が趣味だとお聞きしました。自転車を趣味にしたきっかけは何ですか

 私が自転車を趣味にしたきっかけは、2012(平成24)年度に宮崎県で国土交通省発注の自転車ネットワーク計画に関する調査業務を担当したことです。当時の事務所長さんが国土交通省の中でも一番自転車に詳しい方で、私の知識では全くかなわず、自転車について一から教えていただきました。その後、自治体の自転車ネットワーク計画を検討する業務や、自転車の通行空間を設計する業務などを担当しましたが、発注者や関係者からは「自転車に乗っている人」という前提で話をされる方が多くいました。また、私自身も自転車に乗って利用者目線の感覚を知る必要があると考え、2015(平成27)年にロードバイクを購入して乗るようになりました。今では週末に自転車に乗ったり、仲間と自転車のイベントに参加したりと、仕事の良い息抜きにもなっています。
 自転車の業務をはじめた当時は、業務をどのように遂行したらよいか分からず苦労しました。今では数多くの業務を担当させていただいた経験を活かして、自転車に関連する学会の委員を4 件務め、研究論文の査読や学会が発行する本の執筆のお手伝いなども引き受けられるようになりました。

仕事をするうえで趣味が強みに 感じることはありますか

 利用者目線で課題を把握することができ、計画や設計に反映できるのは強みだと感じています。例えば、交通ルールに従って自転車で車道を通行すると実際は危険な場所があったりしますので、自分が自転車の利用者になったことをイメージして、かつ交通ルールを守って走行したときに、安全で快適に通行できるように計画や設計を検討できるのは大きなメリットだと考えています。
 また、自転車の業務を行う際には発注者と一緒に自転車で現場を回ることをできる限り提案するようにしています。その方が利用者目線での課題が明確になり、その場で対策の話しができるので、事務所で打ち合わせをするよりも早く結論が出せます。こうすることで、発注者とも良好な関係を築くことができ、業務を円滑に進めることができると思います。

自転車専用通行帯に島式のバス停を設置した例(福岡市):全国初の事例。大塚氏が設計を担当

変則的な交差点で車道通行空間を確保した事例(宮崎市):大塚氏が設計を担当

将来の夢を聞かせてください

ロードレースに参加(榛名山ヒルクライム)

 自転車の業務は現場ごとに最適なデザインが異なります。基準ありきで検討するのではなく、利用者が走りやすい空間をどう作るか、それを実現するためには基準をどのように解釈して当てはめるべきかという順番で考えるようにしています。自転車だけではなく、車や歩行者にも配慮した最適なデザインを考えるのは大変ですが、自分が設計した道路や施設を利用者が快適そうに使っている姿を見ると、達成感があります。
 今後は、これまでの経験や知見を活かして、引き続きさまざまな現場の計画や設計の業務や学会活動など幅広く活動していきたいと考えています。もちろん、趣味としての「自転車ライフ」も続けていきたいです。

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