人的資本の考え方

人材ポリシー

  1. 人材が資本

    当社は、社員一人ひとりの行動を通して、安全で豊かな社会の創出に貢献することを目的としています。すなわち、当社の最大の資本は人材です。これを社員全員が強く認識し、目標を持って自己啓発に努め、また組織がそれを強力に支援することにより、人材が最大限の力を発揮する会社を目指しています。
  2. コアバリューは「誠実」

    当社には、創業以来、人間性を尊重し、自主・自由を重んじることにより築いてきた「誠実」という社風があります。地域住民や顧客に対して誠意を持って対応し、また、技術に対して誠実に取り組むこと。当社は、これを大切にしながら、社員の活力を高め、健康でゆとりがあり、いきいきとして風通しの良い会社にすることを目指しています。
  3. 社会づくりのプロフェッショナルを目指す

    当社の社員は、「安全で潤いのある豊かな社会づくり」のプロフェッショナルになることを目指しています。そのためには、高度な専門技術や専門知識を修得し(専門技術力)、それを最適な方法と手段で実務に応用する能力を鍛え(適用力またはエンジニアリング・デザイン能力)、職業環境の理解やコンプライアンスなどの高い職業意識を身に付ける(職業倫理)ことが必要です。これができてこそ、顧客や地域住民等のステークホルダーに信頼される存在となることが可能になると考えています。当社は、これらの社員像・技術者像を基本とし、さまざまな分野や職務のプロフェッショナルを育成するため、多様なキャリア形成支援制度、研修制度を整備しています。
  4. 求める人材

    ますます高度化、複雑化し、先の見えにくい社会経済環境の中で、適切な提案を継続していくためには、目的を持って自ら道を見つけ出し、向上していこうとする主体性と、さまざまな状況やその変化に柔軟に対応でき、多くの関係者とコミュニケーションできる適応力、そして、自身の置かれた立場を認識し、チームの一員として役割を全うしようとする責任感を備えていることが必要です。当社は、そのような資質や姿勢を持ち、当社の人材ポリシーを理解し、賛同される人材を求めています。
  5. 適材適所とチームワーク

    個々の社員の適性や能力を活かした適材適所を進めること、これを人材活用及び組織運営の基本と考えています。役割分担とチームワークを追求し、個々の力が十分発揮されることにより、1+1=3となるような、チームとしての相乗効果がもたらされる組織の運営を目指しています。

CTI ウェルビーイング

  • 当社は健康経営、ダイバーシティ&インクルージョン、従業員の成長を包含した「CTI ウェルビーイング」に取り組むこととし、社長宣言及びCTI ウェルビーイング基本方針を策定しました。これにより従業員の幸福を目指し、さまざまな取り組みをトップマネジメントとして推進していきます。

CTI ウェルビーイング宣言

当社の最大の経営資本は「人」です。私たちは「世界に誇れる技術と英知で、安全で潤いのある豊かな社会づくりに挑戦する」という経営理念のもと、多様なすべての従業員が社内での役割を担い、活き活きと働きながらその能力を十分に発揮し、やりがいを持って成長していくこと、これが当社のさらなる成長と持続可能で豊かな社会づくりにつながると考えています。
そのためには、安心して働くことのできる環境を整えるとともに、すべての従業員が心身ともに健康である「ウェルビーイングな状態」、すなわち「幸福」でなくてはなりません。
当社は、すべての従業員の幸福を目指し、「CTI ウェルビーイング基本方針」を定めるとともに、そのために必要なさまざまな取り組みを推進していくことを、ここに宣言いたします。
 代表取締役社長 西村 達也

CTI ウェルビーイング基本方針

  1. CTIの考えるウェルビーイングとは

    当社では、従業員にとってのウェルビーイングな状態を以下のように考えます。
    • ⑴ 経済的に不自由なく、心身共に健康な状態である。
    • ⑵ 職場において信頼と敬意にもとづく人間関係が形成されている。
    • ⑶ 多様な働き方が認められ、ワークライフバランスが充実している。
    • ⑷ 会社や自らの成長を実感し、自律的に目標とやりがいを持って仕事をしている。
  2. CTIウェルビーイング基本方針

    ⑴ 心身共に健康な状態の形成
    • 1) 労使協働で働き方改革に取り組み、長時間労働削減策を推進します。
    • 2) 健康管理体制を強化して生活習慣病を予防する等、健康の保持増進策を推進します。
    • 3) ストレスチェックや高ストレス者のフォロー等を通じて、メンタルヘルスケア疾患を予防します。
    ⑵ 信頼と尊重にもとづく職場環境の形成
    • 1) 一人ひとりの人権を尊重し、チームワークを重視した人物を評価します。
    • 2) 1on1 ミーティング、サンクスポイント制度等を活用し、従業員相互の信頼を深めます。
    • 3) コーチング、コミュニケーション等の研修を実施します。
    ⑶ 多様な働き方を受け入れ、ワークライフバランスを充実する制度の構築
    • 1) 場所と時間を選ばない新たな働き方「CTIスマートワーク」を推進します。
    • 2) 多様なワークスタイルに対応する柔軟な勤務制度を導入します。
    • 3) 多様な従業員のキャリア形成を支援する「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進します。
    • 4) 従業員のワークライフバランスを充実させる福利厚生を充実します。
    ⑷ 自らの成長を実感し、自律的に目標とやりがいを持って仕事をする風土の醸成
    • 1) 求める人材像とスキルを明確にし、従業員の成長を促進する研修制度を充実します。
    • 2) 年功的な等級制度から、役割や職責を重視した人事制度へ転換します。
  3. モニタリング

    社長を委員長とするサステナビリティ委員会の中に、ウェルビーイング推進会議を設置し、設定したKPIのモニタリングを通じて、PDCAのサイクルを回していきます。

〈CTIが目指す社員のウェルビーイングと取り組み〉

〈CTIが目指す社員のウェルビーイングと取り組み〉