知的財産に関する基本方針

2022年6月1日策定

1.はじめに

CTIグループは、「世界に誇れる技術と英知で、安全で潤いのある豊かな社会づくりに挑戦する」という経営理念のもと、CTIグループが保有する技術資産(知的財産)を活用し、人々が安全で安心して暮らすことができる社会の実現を目指してまいりました。また、2021年6月に策定したCTIグループ中長期ビジョン「SPRONG 2030」においても、「保有技術の深化と総合化」、「新事業展開・新技術開発」、「技術の資産化」等を掲げており、CTIグループにおける知的財産の有効活用及び管理が重要であると考えております。
この重要資産を守るため、CTIグループは、以下のとおり中長期的な知的財産に関する基本方針を定めました。

2.知的財産の創出について

  • ・CTIグループは、高度な技術や先進的な知見の取得を積極的に推進し、安全で安心な社会の実現に役立つ知的財産の創出に努めます。
  • ・CTIグループは、グループに有益であると判断した知的財産については、適切な手続きにより権利化し、グループの事業に活かしてまいります。
  • ・CTIグループは、グループのみならず、外部パートナーとの共同研究を積極的に展開し、新たな知的財産を創造します。

3.知的財産の管理について

  • ・CTIグループは、保有する知的財産について、法令及び社内規定に従い適切に管理します。
  • ・CTIグループは、知的財産がCTIグループの事業活動において有用かつ価値を発揮できる期間中、その権利を継続的に保持します。
  • ・CTIグループは、第三者の知的財産を侵害するような行為をしないよう、社内教育等を通じ啓蒙いたします。
  • ・CTIグループは、第三者による知的財産の侵害行為に対しては断固とした態度で臨み、適切かつ正当な権利行使を行います。
  • ・CTIグループは、中長期的観点から当社にとって権利化する必要性がなく、かつ利用用途が極めて限定的な知的財産と判断したものについては、権利化は行わず、社会全般の進歩に貢献します。