2024.11.15
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当社国土文化研究所の磯部雅彦研究顧問(東京大学名誉教授、高知工科大学名誉教授)が、「線形理論に基づく斜面上の波の遡上高と反射率について」という論文題目で「海岸工学論文賞」(土木学会海岸工学委員会)を受賞しました。
海岸工学論文賞は、海岸工学論文集に掲載され、かつ海岸工学講演会において講演を行った論文のうち、海岸工学における学術、技術の進歩発展に寄与し、独創性および将来性に富むものと認められるものに授与されます。
研究内容は、波の反射と透過および遡上を主な対象として、波動理論を用いて階段状斜面や複合勾配斜面での波の解析解を導いたというものです。それを用いて、津波の周期と遡上高との関係などを明らかにするとともに、生成系AIを吟味する方法を例示しました。
授賞式の様子(2024年11月6日開催)