2025.02.19
会社情報
当社は、インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:只野太郎、以下「インフォメティス社」)の株式を2024年10月に取得し、あわせて両社の技術資源を生かしたエネルギーマネジメントシステムに関する新技術の開発とサービス展開に関する業務提携契約を締結いたしました。
1. インフォメティス社の概要及び株式取得の概要
名称 | インフォメティス株式会社 |
所在地 | 東京都港区芝公園1-8-20 H¹O芝公園 |
代表者 | 只野 太郎 |
設立 | 2013年4月8日 |
事業内容 | AIを活用した電力分析・エネルギーマネジメント技術開発、電カセンサー開発、IoTクラウドプラットフォーム開発及びアプリケーション開発 |
URL | https://www.informetis.com/ |
■株式取得の概要
引受株式数 :インフォメティス社普通株式 129,032株
取得 :2024年10月
払込金額 :199,999,600円
当社持株比率:2.65%
2. 業務提携の内容
インフォメティス社は、最先端かつ独自のAI技術(家電分離推定技術※1、以下「NILM※2技術」)により、一般家庭の電力需要波形から家電設備等の使用状況の分析、電力需要予測、活動予測等を行い、それにより得たデータを基に、電力利用実態の詳細な「見える化」や、エネルギーの最適制御、需要家の見守り等のサービスを提供しています。
インフォメティス社への出資及び業務提携により、当社が進めるAI予測制型エネルギーマネジメントシステム技術開発と連携し、NILM技術を用いた公共分野・民生業務分野でのエネルギーマネジメントシステムの開発や、電力需給マネジメントサービスの提供に向けて取り組みを進めていきます。
当社は、電力需要の高精度かつ予測型のエネルギーマネジメントの開発により、複数の施設を管理する需要家や地域単位での電力需給の最適化を実現するサービスを提供し、再生可能エネルギーの導入の最大化を図り、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
※1 電力波形データをAIのアルゴリズムを使用して分離し、使用機器別の電力使用量を「見える化」できる技術
※2 Non-Intrusive Load Monitoring(非侵襲型負荷モニタリング):機器分離推定技術、主幹電流波形データをAIにより分離し使用機器別の電力使用量を把握できる技術
■業務提携の内容
①NILM技術などを用いた電力需給管理に関する技術開発及び付随するエネルギーマネジメントサービス等の企画、事業化 ②NILM技術などを用いたインフラ分野に関する技術開発及び付随するサービス等の企画、事業化 ③その他上記に付随関連する事業 ④技術開発及び事業企画に関する人材交流 |