2025.11.06
サステナビリティ
8月18日~19日の2日間、北海道幌加内町母子里のテセウルテシュペ川にて、昨年に続き「石組工」による川づくり活動を行いました。この取り組みは、川の流れを工夫することで、現在絶滅が危惧されており、幌加内町の重要な観光資源のひとつであるイトウがすみやすい環境を整えるものです。
当日は、当社の社員が講師となり「石組工」による川づくりの講義を行いました。講義後は、地元漁業組合、NPO法人朱鞠内湖ワールドセンター、町職員、北海道開発局職員、地元住民など20名以上が参加して、単調だった川の流れに変化をつける石組工を手作業で設置しました。活動の最後には、イトウを放流し、整えた環境が新たな命のすみかとなることを願いました。
このような活動は、生物多様性の保全に貢献するだけでなく、地域の皆さまが協力し合い、自然とふれあいながら交流を深める貴重な機会にもなっています。
今後も、地域とともに自然環境の保全と発展に取り組んでまいります。

石組工の様子
当日の様子が「北海道e-水プロジェクト」のYouTubeチャンネルにて紹介されています。
【NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター】集落の水道水源河川に、希少魚類のふるさとを増やそう!_2025/8/18~8/19】
https://www.youtube.com/watch?v=kWSjWG3cg6o
※石組工とは?
自然の礫(れき)を扇形に組み合わせて、互いに支え合う構造をつくる技術です。人の手で組むため、時間とともに形が変わることを前提としています。石組工は、流れが単調な川に「流速・水深・流れの向き」などの変化を生み出し、イトウの生息や産卵に適した環境をつくります。小さな河川であれば手作業で費用も少なく、地域住民が継続的に取り組みやすい技術です。

石組工が作る多様な環境