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2021.01.27

次世代型「オンデマンドモビリティサービス」の提供に向けた実証実験を兵庫県三田市で実施します。~誰もが自由に移動できる社会を目指して~

技術・研究

 株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村哲己)は、オンデマンドモビリティサービスの提供に向け、兵庫県三田市と「広野地区におけるオンデマンドモビリティ等の推進に関する協定」を2021年1月5日(火)に締結し、2月19日(金)~3月19日(金)まで実証実験を実施します。

1.オンデマンドモビリティサービスの概要
 公共交通が充実していない地域では、住民相互の交流や買物、通院など、生活に密接な交通の維持・確保が大きな課題となっています。
 当社は、上記の課題に対応するため、デマンド交通などの効率的な運営・運行を最新のICTと最適化アルゴリズムを用いた次世代型の「オンデマンドモビリティプラットフォームサービス」でサポートします。
 

<サービス内容>

  • 予約システム:電話は勿論、アプリやWEBなどの多様な予約方法を提供しています。
  • ドライバー用アプリ:乗車位置や降車位置、運行ルート、乗車人数などを案内し、ドライバーの運行負担を軽減します。
  • オペレーションセンター:電話とコンピューターの統合システムにより、電話着信から即座に利用者名や利用情報などを表示し、オペレーターの業務を効率化します。
  • コアエンジン:最適アルゴリズムにより配車効率を自動で最大化します。

 当社は、このサービスの提供により、だれもが、どこでも自由に移動できるよう、デマンド交通や乗合いタクシーなどの地域交通の効率的な運営・運行をサポートします。
(オンデマンドモビリティサービスHP: https://www.cti-mobility.jp/

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2.今回実施する実証実験について
 三田市は、広野地区において、地区内の交通課題解決に向け、自家用有償旅客運送(市町村運営有償運送)の導入を目指し、地域コミュニティ交通「あいのり1号」の試験運行(実施主体:三田市、運行主体:元気な広野をつくる会、実施期間:2021年1月19日~3月19日)を実施します。
 この試験運行期間中、利用者の利便性向上を図るため、当社が提供する「オンデマンドモビリティサービス」について、「あいのり1号」を対象とした実証実験を2月19日~3月19日まで実施します。
 なお、本実証実験の実施にあたり、「三田市及び株式会社建設技術研究所との広野地区におけるオンデマンドモビリティ等の推進に関する協定」を2021年1月5日(火)に締結しました。

■オンデマンドモビリティサービス実証実験の概要

  • 実証実験の内容:三田市広野地区における地域コミュニティ交通「あいのり1号」の試験運行期間中に、当社のオンデマンドモビリティプラットフォームサービスを活用した運行を行います。
  • 実証実験期間:2021年2月19日(金)~3月19日(金) 

(あいのり1号の試験運行期間は1月19日(火)~3月19日(金))

  • 実施主体:三田市
  • 運行主体:元気な広野をつくる会
  • 対象地域:三田市広野地区北部(上青野、下青野、北浦、緑風台)
  • 運行車両:8人乗りワゴン車1台
  • 運行日:平日
  • 運行便数:午前3便・午後3便
  • 停留所:20箇所
  • 期待される効果:オンデマンドモビリティサービスにより、利用者の利便性向上、予約受付作業の効率化、ドライバー負担軽減などが期待されます。

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【参考資料】地域コミュニティ交通「あいのり1号」の試験運行に関する三田市記者提供資料.pdf