2025.07.01
技術・研究
当社が構成員として参画する「SMI都心ライン自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」が協働して国土交通省の各種補助事業に申請し、採択されたことをお知らせします。堺市において2025年10月~2026年2月(予定)の期間で自動運転等の実証を行います。
1.背景
堺市では、堺都心部における便利・快適な移動環境の構築を目的に、堺駅と堺東駅を結ぶ大小路筋で、自動運転等の先進技術を活用するSMI都心ライン(南海本線 堺駅~南海高野線 堺東駅)の導入が進められています。
2.採択状況を踏まえた実証実験内容
SMI都心ラインの実現に向け、自動走行や信号協調、遠隔監視、路車協調システム※及び走行空間、バス停への正着等の自動運転実証実験を以下のとおり実施します。
※路車協調システム:車両側と道路側が相互に情報を通信・共有することで、自動運転車両の安全・円滑な走行をサポートする技術
●自動運転実証実験の概要
・走行ルート:堺駅前~堺東駅前(大小路筋)
・実施時期:2025年10月~2026年2月(予定)
・実験車両:BYD J6
・自動運転レベル:レベル2(運転士が同乗します)
実証実験の詳細は、決定次第お知らせします。

左:実験車両(BYD J6) 右:走行ルート
3.実証実験の実施体制
当社は、「SMI都心ライン自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」の構成員と協働・連携して実証実験の運営等を行います。
●「SMI都心ライン自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」の構成員と役割
| 堺市(代表) | 事業全体の企画、進捗管理、成果測定等 |
| 南海バス株式会社 | 自動運転車両の運行 |
| 先進モビリティ株式会社 | 自動運転車両の調達 |
| 関西電力送配電株式会社 | 路車協調用センサ等の企画・設置 |
| 株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所 | 路車協調用センサ等の調整、制御 |
| 株式会社建設技術研究所 大阪本社 | 実証実験の運営等 |
4.今後の取組
10月からの自動運転バスの実証走行に向け関係者と調整し、都市部における自動運転レベル4の実装に向けた取り組みを進めます。
5.今後の取組
堺市では、委託により3D都市モデルを活用した自動運転シミュレーションを行い、その結果を車両システムにフィードバックします。
当社が携わる自動運転実証実験と堺市が委託で実施する3Dシミュレーションを連携・融合させ、堺市での自動運転レベル4の実現に向けて取り組み、深刻なバス運転士不足、運行サービスの維持・向上などの全国的な課題解決への寄与を目指してまいります。