2026.03.09
技術・研究
3月3日に国土交通省東北地方整備局において開催された、東北みらいDX・i-Construction 連絡調整会議にて、当社のAI技術を活用した交通挙動分析が評価され、「みちのくインフラDX奨励賞(民間企業部門)」を受賞いたしました。
この賞は、東北地方におけるインフラ分野のDXに関わる優れた取り組みに贈られるものです。
件名:CCTVカメラ映像を活用したAI画像認識技術によるヒヤリハット挙動抽出
【取組概要】
わが国における交通事故は近年減少傾向にありますが、未だ約2,500人の命が失われています。交通事故の削減は、地域の安全・安心を支える重要な社会課題です。
一方で、事故は偶発的に発生するため、事故データだけでは、潜在的な危険性や真の要因を十分に把握できないという課題があります。実際には、事故には至らなかったものの、多くの「危険な場面」が日常的に発生しています。
本取組では、こうした事故の一歩手前にあたる「ヒヤリハット事象」に着目し、危険性を早期に捉え、効果的な交通安全対策につなげることを目的としました。道路管理用の既設カメラ映像をAI画像解析技術によってニアミス事象を自動抽出することで、これまで人の経験や感覚に頼っていた危険挙動を、客観的な情報として捉えることで、実効性の高い交通安全対策を立案する仕組みを構築するとともに、大幅な省力化が実現しました。
本技術の活用により、全国に多数設置されている既設カメラの映像等を交通安全対策に活用することができるようになり、交通事故対策の取り組みが高度化します。
出典:R7 みちのくインフラDX奨励賞【民間企業部門】
https://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/kisya/kisyah/images/106434_1.pdf