2026.05.26
技術・研究
一般社団法人日本建築学会が発表した「2026年日本建築学会賞」において、株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西村達也)が携わった、「復興ディレクター制と『かまいし未来のまち事業』による釜石市の復興:長期的・複合的視野に基づく計画実装」が、日本建築学会賞(業績)復旧復興特別賞を受賞しました。
この賞は近年に完成した学術・技術・芸術などの進歩に寄与する優れた業績に対し贈られるものであり、特に大規模災害の復旧復興に関する業績(5年ごとに公募・表彰)を対象としています。
【復興ディレクター制と『かまいし未来のまち事業』による釜石市の復興:長期的・複合的視野に基づく計画実装】
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市において、被災直後から行政・市民・専門家が連携し、復興ディレクター制のもとで主体的な計画策定と実践を推進するとともに、土地の大規模な嵩上げや移転に依存せず既存の都市構造を活かした復興を実現しました。さらに、多重防御や段階的な災害危険区域の設定などを組み合わせた建築的アプローチにより持続可能で先進的な復興手法を提示し、人口減少・高齢化を見据えた中長期的なまちづくりに貢献するとともに、発災から15年にわたり被災地との継続的な関係性のもと、復興の検証と実践を重ねてきた点が高く評価されました。
受賞者:釜石市、伊東 豊雄((株)伊東豊雄建築設計事務所代表取締役)、小野田 泰明(東北大学教授)、遠藤 新(工学院大学教授)、長濵 伸貴(神戸芸術工科大学教授)、アーキエイド、佃 悠(横浜国立大学准教授)、(株)建設技術研究所

釜石東部地区空撮(令和元年7月撮影)
当社は、インフラの整備・維持管理を通じて国民の生命と財産を守ることを使命としています。これからも培ってきた技術とノウハウを活かし、復旧・復興支援に加え、その先を見据えた持続可能な国づくりに貢献してまいります。