CTIグループを取り巻く社会環境は、気候変動やエネルギーなどの全世界的な問題に加えて、人材の多様化やガバナンス強化の要請など、多岐にわたる課題が存在しています。このような社会環境の中で、当社グループは中長期ビジョン「SPRONG 2030」において、国内外のインフラに関わるさまざまな課題を解決に導き、社会の持続可能な発展に貢献する「グローバルインフラソリューショングループ」として飛躍していくことを目指しています。飛躍に向けた歩みを確実なものとするため、特に重点的に取り組むべき課題をマテリアリティとして特定しました。
持続可能な社会への貢献
経営基盤の強化
社会的課題の抽出
持続可能な社会への貢献と当社の経営基盤に係る課題について、SDGs やISO26000 などに準拠して社会的課題をリストアップしました。CTIグループ事業に関わる社会的課題の認識
社会的課題から、CTI グループの経営理念や行動憲章を踏まえてCTI グループ事業に関わる課題を抽出し、それらを持続可能な社会への貢献に係る課題と経営基盤の強化に係る課題に区分して整理しました。マテリアリティの特定
各課題に対して、ステークホルダーにとっての重要度と、CTI グループ事業にとっての重要度の観点から重要性を評価し、7 項目のマテリアリティを特定しました。これらのマテリアリティの特定については、サステナビリティ委員会、経営会議などでの審議を重ね、取締役会で決定しました。特定したマテリアリティは、サステナビリティ委員会でモニタリングを行い、PDCA サイクルによる必要な見直しを行います。マテリアリティと選定理由 | 主な取組 | ||
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持続可能な社会への貢献 |
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●国土強靭化への対応強化 ●官民連携、民間市場への展開 |
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●市区町村への展開 ●グローバル展開の推進 |
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●エネルギー、環境マネジメント分野への展開 ●サステナブルチャレンジの推進 |
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●技術革新に対する投資の強化 ●情報サービス分野への展開 |
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経営基盤の強化 |
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●ウェルビーイング経営の推進 ●人材確保・育成の強化 |
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●リスクマネジメントの強化 ●資本効率を考えた経営 ●適正かつ積極的な情報開示 |
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●品質マネジメントの高度化 ●生産システム改革の推進 |